心があたたかくなりました。
ちょっといい話がありました
近所に、年配のご夫婦でやっている、小さな小さなケーキ屋さんがあって
家族のお誕生日があったのでそこで買ってみました
その美味しかったこと
街にはいろんな国のいろんな素敵なケーキが売られていて、それはそれで夢が広がるんだけど、その小さなケーキ屋さんのデコレーションケーキはほんとうに、卵とお砂糖と粉、それから生クリームとイチゴだけのシンプルケーキ
でも、そこにはいっこいっこ、愛情をいっぱいこめて作っている、そんな優しい味でした。
お勘定を払ったとき、「十円おまけね。」といった奥さんの顔が、なんだか昔会ったような、懐かしい顔だったんだよね。
子供のころお使いにいって、よくお店のおばちゃんに「おまけね。」ってしてもらったな・・・
しばしのノスタルジー
感激した私は、友人宅に持参するおもたせをそのケーキ屋さんに買いにいき、先日購入したケーキがとても美味しかったこと、「久しぶりの手づくりの味」だったことをを伝えました
すると、奥さんが涙ぐんでしまって・・・・
「お客様のそういう言葉が一番うれしいものですよ。どうもありがとう。主人に伝えます。」と言ってくれました
最近はいやな話ばかり・・
騙しあいや妬み嫉み、余計な詮索や中傷、誤解、そんな話ばっかりで、お人よしや正直者は馬鹿を見るようなご時世
人をどうやったら信じて生きていけるのかわからなくなっていたような感がある中、こんな仕事をしているばっかりに、自分は元気でいなくてはと、自分の気持ちを置き去りしているようなことも多々ありました
奥さんの涙は本当に信じられる確かで美しいものだと心から思いました
人を信じられるようになるのは、こんな体験の積み重ねだったりするのかもしれません
では、またね
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