生きるとは、自分の物語をつくること
またまた・
超~お久しぶりです
美味しいものもすっかり秋の味覚でございます
今年はサンマが油が乗るのが早くっておいしいですねえええええ
我が家には七輪がないのですが、あれがあったらさぞかし・・・・と妄想の毎日です
さて突然ですがこどもの学校の校長先生が小学校通信のなかで印象深い文章を書かれていたので書き記しておきます
校長先生とは彼が算数を子供達に教えていた現役のころからのお付き合いで、雑談中には失礼ながらあだ名で呼んでしまったりする間柄です。
というのも、彼のやわらかい優しい人柄がそうさせるのだけれども、
彼の書いたものを読むと、優しいなかに真理を守り抜こうとする強さを感じて、襟を正すこともしばしばです
「生きるとは、自分の物語をつくること」 河合 隼雄 小川洋子著
この本について、彼が教育者の立場から考えたことを書いておられました。
この本は、去る2007年7月19日に亡くなられたばかりの、私の尊敬するユング派の心理学者河合隼雄氏と、「博士の愛した数式」で知られる小川洋子さんとの対談と、長いあとがきによって構成された本で、おおきく頷いてしまうような内容がたくさん語られていて好きな本です。
(校長先生の学校通信から抜粋)
河谷氏のカウンセリングの現場で感じられたことについて。河谷氏のいうカウンセリングでのカウンセラーとクライアントの関係は教育現場での先生と生徒、あるいは家庭での親と子の関係のあり方によく似ていると私は思う。(クライアントを子供に置き換えることもできる。)
どういうところか挙げてみる。
・ 悲しみを自分に取り入れる。心がよそへ行っていたら必ずばれる。心はそばにいる感じが大切。
・ クライアントは沈黙の中で心をとぎすませ目の前のカウンセラーがどれくらい信用できる人か見極めようとする。
・ カウンセラーはちゃんと話を聞いて望みを失わない。中途半端な励ましは放り投げているのと同じ。
・ 偶然なできごとによって助けられることがある。これはクライアントの内的必然というものであってカウンセラーの力ではない。
・ カウンセラーはたくさんの選択肢を持っていてその中からぱっと最善の方法を選ぶ。
・ クライアントがよくなる事でカウンセラーが成長する。
・・・・・云々。
校長先生が、河合先生でいうところのカウンセラーを教育者に置き換えて考えたように、
カウンセラーとしてだけではなく、親として、大人として、表現者として、あるいは今まさに育っている後輩達に対して、などなど、『一見、うえにたっているように見えるもの』にすべてを置き換えることが出来るのではないかと思ったしだいです。
一見、発信する側に起こりがちな『おごり』は、成功そのものがあたかも自分だけのちからによってもたらされたような錯覚に陥らせがちです。
たとえば、つい最近私も、一人のクライアントの方のダイエットのメンタルサポートをしていて、その方が見事に目標を達成されたのですが、それはそのクライアントの方がご自分で気づかれ、なりたい自分に近づいたのであって、私が「痩せさせた」のではありません。一瞬、自分が凄い力を持っているかのように感じられるかもしれませんが、これはカウンセラーのちからではありません。
成功するために私がしたことは、常にクライアントに対して誠実でいたことくらいだったでしょうか。
どんな人にも、その人の人生の物語がある。
自分の人生の主役は自分。
そしてカウンセラーは、クライアントの人生がちゃんとなりたい自分になっているかを一緒に全力で考えること
驕らず、自分の内なる声を大事にしよう、誠実でいよう
と襟を正したともPでしたよ
では、またね!!
追伸:
先日「玉ニュータウン」の収録後、9月生まれのお友達w市長の中の人、キャサリンの中の人、さをりちゃんのささやかなお誕生会が開かれました
イッチイの中の人がバースデーケーキのお運びBOYだったのですが、エアコンの風が強くてろうそくが何回も消えちゃって大変でした
コージーコーナーのケーキ、私もご相伴に預かりましたよ
でも夜もふけていたのでともPはキャサリンの中の人と半分こにしていただきました
もちろんさをりちゃんはがっつり食べてたよw!惚れ惚れ~~
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