不幸せになる7つの【悪】習慣
スティーブン・R・コヴィーによって書かれ1990年に出版された書籍【7つの習慣】は、いまや成功哲学、人生哲学、自助努力といった人間の生活を広く取り扱った内容の、世界で1,500万部以上を売り上げる大ベストセラー。
『個人、家庭、会社、人生のすべて--成功には原則があった!』と表記され、日本では主にビジネス界のサクセス本としてあまりにも有名ですね。
私もなにかというと引っ張り出しては人生のお手本にしています
しかしながら、この手の啓蒙本ってなんか小難しいか、そうでなかったらなんか胡散臭いぞ…というような本がおおいですね。
もちろん、【7つの習慣】は、私の中では「素晴らしいけど理解するまでが難しいよー…」な本なわけ。
理解しようとするとなんだかとたんに睡魔が…(わたしだけ??)
成功哲学【7つの習慣】はおもに生活を変化させるために、自分自身の内面(インサイド)をまず最初に変える、という考え方がベースになっていて、(インサイド・アウト)私的な成功⇒公的成功⇒常に成長し続けるための再びインサイド・アウトでくくられます。
* 第一の習慣・主体性を発揮する
* 第二の習慣・目的を持って始める
* 第三の習慣・重要事項を優先する
* 第四の習慣・Win-Winを考える
* 第五の習慣・理解してから理解される
* 第六の習慣・相乗効果を発揮する
* 第七の習慣・刃を研ぐ
確かに、主体性をもとう、目的を持とうっていいことだけど、ご清潔な思想に聞こえてしまってなかなか具体的な行動にならなかったりしますよね
ところが、本書の著者スティーブン・R・コヴィーの息子ショーン・コヴィーが「親父の言いたいことをティーン向けにわかりやすく説明していたもの」を見つけたのでご紹介します
7つの習慣を実行すれば成功する、ならば、7つの習慣の逆をやってみれば失敗します、いわば不幸のレシピです。みたいな…
実の息子がいっているだけに、とてもユーモアを感じるし、実際これならわかりやすい
不幸せになる7つの【悪】習慣
* 第一の【悪】習慣・人のせいにする
自分の問題を全部、親やむかつく教師、近所のいかがわしい連中、彼氏や彼女、政治、そのたもろもろのせいにする。自分はいつも犠牲者。自分の人生になんの責任ももたない。獣のように振舞う。腹が減ったら食べ、本能的に生きる。誰かに怒鳴られたら怒鳴り返す。いけないとわかっていても、したくなったらする。
* 第二の【悪】習慣・目的を持たないで始める
計画をたてない。どんなことがあっても目標を設けない。明日のことは考えない。自分のしたことがどんな結果を招いても気にしない。刹那的に生きる。明日死んでしまうのかもしれないのだから、セックス、ドラッグ、酒に溺れる。
* 第三の【悪】習慣・一番大切なことは後まわし
自分の人生で一番大切なことが何であれ、テレビの再放送を見たり、延々と長電話やネットサーフィンをしたり、だらだらしてからでないとやらない。宿題はいつも明日に延ばす。大切なことよりも、大切でないことが必ず先にくるようにする。
* 第四の【悪】習慣・勝ち負けという考え方
人生は過酷な競争だ。友達に負けるくらいなら、先に負かしたほうがいい。自分以外の誰かが成功するなんて許せない。全てのことを勝ち負けでしか考えられない。負けそうな雲行きなら、相手も一緒に引きずり下ろす。
* 第五の【悪】習慣・まずは自分が話し、それから聞くふりをする
生まれつき口があるのだから使わない手は無い。いつもたくさんしゃべろうとする。必ず自分の言い分を先に言う。周りが自分の考えをちゃんと理解したら、話を聞くふりをしてうなずいたり、ふんふんと相槌をうったりする。でなければ、本当に周りの意見を聞きたいときだけ真剣に聞く。
* 第六の【悪】習慣・頼れるのは自分だけ
他人と自分は違う。おかしいのは他人のほうだ。そういう連中と上手くやろうとしても無駄。チームワークなんてくそ食らえ。自分の考えが常にベストなんだから、何もかも自分でやったほうがいい。自分だけの世界に生きる。
* 第七の【悪】習慣・自分をすり減らす
忙しすぎて、自分をリニューアルしたり、磨いたりする暇が無い。勉強は嫌い。新しいことは何も学ばない。運動も極力避ける。いい本とか自然とか、心の刺激になるものには決して近づかない。
【悪】習慣は不幸のレシピです。
ところが、人は誰しもそういうものに溺れてしまいがちです(しかも定期的に!)…
良い習慣を行っていれば、自分の人生をコントロールでき、少ない時間でたくさんのことができ、自信が増し、賢い判断が出来、いい人間関係が築けるのに
だれだってハッピーでいたいのだから、この7つの【悪】習慣は実行しないほうが身のためね
では、またね!
←まさかこれ全部食べたんじゃないからね
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