第九…これ無しでは年が越せない!
フトシさん、さをりちゃん、みんなごめん…
ともPは最近、横浜がめちゃくちゃ気に入っていますw
仲良しがお引越しして湘南ガールになってしまったのもあり、お友達との会合も最近は「オーシャンテラスに12時集合ね!」とかも多いしw。
そんなわけで、(ほんとうはたまたまw)恒例のベートーベン第九のコンサートも、みなとみらいにてアンドレ・アニハーノフ率いるレニングラード国立歌劇場管弦楽団を選びました!
とはいえ、レニングラードの方たちの日本公演は、11月から2月初旬まで、バレエ、オーケストラ、室内オケと毎日のように本番という超過密スケジュール。
大丈夫なのかなあ~…(´・ω・`)
と一瞬躊躇したのですが、やはりロシアの国を代表するアーチストたちは、結果、やはり最高のステージを見せたのでした。
今年、アニハーノフの指揮も情熱的で素晴らしかったし、歌姫たちも素敵だった。
でも例年にも増して、後ろで控えし合唱の日本人たち、素晴らしかったです!!
楽器の音色の美しさももちろん良いのですが、生身の人間の出す、「声」という最高の楽器、しかもたくさんの男女が魂を込めて歌うそのバイブレーションにまさに鳥肌が立っちゃいました~~!
男性は目で感じ、女性は耳で感じる、とはよく言いましたが、
自分がその合唱隊に加わったとして、パワーあふれるソウルフルな男性ボーカルに恋をする、というのは大いにありえる話です。
ですから、ゴスペルや合唱をかじっている友人に言わせると、
「いくら声に恋をしても、後ろを振り返ってはいけない」というのは暗黙の掟となっているそうです。
その理由は、「合唱をやっている男性は見た目がイマイチ」という昔からの定説だったりするそうですが、
最近は結構イケメンさんもいらっしゃいますよ。
実際後ろを振り返って、好みの人だったりしたらものすごくいいことではないですか?とも思うのですが・・・w
さておき、女は耳で感じるのでその男の見てくれとかより、どんな声で、どんな言葉をはっするのか?ということが重要なのかもしれません。
私ですか?
もちろん、音は重要ですよ。
私はここちよい音楽みたいな話し方をする男が大好き。
アモーレの国、イタリアではほとんどの男性は女性に対してあまいあまいドルチェそのもの!
なぜドルチェなのか?それは、イタリアのマンマはバンビーノ(息子)を異常に愛すあまり、ものすごい愛情を注ぎ、褒め称えながら育てます。
結果、マンモーネ(いわゆるマザコン)だらけの国だったりもしますが、
基本的に人間とは愛されたように愛する生き物。
結果、愛されずに育った人が人を愛するというのはとても困難だったりします。
しかしながら、「愛」を学ぶことはすなわち「人生」を学ぶということ。
愛にはたくさんの種類が存在するのです。
例えばイタリアーノは自分が愛されたように、愛する人にも甘く甘く接するのですよね!
この世はすべて光と影のイリュージョン!
とは、かもめのジョナサンで知られるリチャード・バックの名言です。
星の王子さまはサン テグジュペリでした!ごめ~~ん!
ともPは、リチャード・バック信者です。
どうせなら思い切り人生を演出したいので、クサかろうがウザかろうが、あまい会話は大好きです。
クールでシニカルな会話でしらけてしまう位なら家に帰って早く寝たほうがまし。
乾いた笑いはお酒がまずくなります。
そういった意味ではちょっと日本人離れしていると思います。
話がそれてしまったけど、毎年暮れの伝統行事で今回一緒に付き合ってもらったのは義理ママでした~!
実は、ヨコハマは本家だったりして。
ヨコハマも様代わりして、なにがなんだかわかんないわ!
と嘆いていたものの、
義理ママが50年前通ったという馬車道どおりの「十番館」は、50年前となんらかわらず、
「太陽みたいに赤いステンドグラス」も健在。
昔どおりのシンプルな食器で普通に美味しいお茶を出してくれるのでした!
お二階では英国風のバースペースになっていて、昭和一桁な感じの紳士たちが集っていました。
みなとみらいの開発地区もいいけど、こういったレトロな一角のほうが素敵です。
・・・・と、さいたま派の私としたことがヨコハマについて語ってしまったwww
では、去年も書いたけど今日聞いてきた感動をそのまま、歌詞を記しておきます。
やはり、ながーい時間残っているというのは凄いってことなんです。
第四楽章の「歓喜の歌」より
喜びよ、美しい神々の閃光よ
楽園の世界の娘よ
私たちは足を踏み入れる、炎に酔いしれつつ
天なるものよ、あなたの聖所へと
あなたの魔法の力は再び結びつける
世の中の時流の剣が分け隔てていたものを
乞食が王侯の兄弟になるのだ
あなたのその柔らかな翼が憩うところで
抱きしめられなさい、何百万の人々よ!
このキスを全世界に!
兄弟たちよ、星の輝く天幕の彼方に
愛に満ちた父がいるに違いない
大きな幸いを得たひと、(すなわち)
ひとりの友の友となり
優しい妻を得たひとは
その喜びを共にしよう!
そうだ、たとえたったひとつの魂であっても
自分のものと呼べるものが世界の中にあるのならば!
そしてそれができないものは、そっと出ていくがいい
涙しながらこの集まりの外へ!
この大きな環に住むものは
共感を尊びはぐぐめ!
それは我々を星の世界に導く
あの未知なるものが君臨しているところへ
喜びを飲む、全ての生きとし生けるものは
自然の乳房から
全ての善きもの、全ての悪しきものも
そのばらの道を追い求めてゆく
喜びは私たちにキスと葡萄酒とを与えた、そして
死の試練をのりこえた友を
快楽は虫けらに与えられ
そしてケルブが立っているのだ、神の前には
あなたたちはひざまづくのか、何百万の人々よ?
おまえは、創造主を感じるか、世界よ?
彼を星の輝く天幕の彼方に探せ!
星の彼方に彼はいるに違いない
喜びは力強いバネだ
久遠の自然の中において
喜びよ、喜びこそが歯車を回す
その巨大な宇宙時計において
それは花々をつぼみから誘い出し
恒星たちを天空から(誘い出し)
天球を空間で回転させる
予言者のとおめがねが知らぬところで
朗らかに、創造主の恒星たちが飛び回るように
壮大な天空を駆け抜けて
進め、兄弟よ、おまえたちの行く道を
喜びに満ちて、勝利に向かう英雄のように!
真理の炎の鏡の中から
それは探求するものにほほえみかける
美徳のけわしい丘に
それは耐え忍ぶものの道を導く
信仰の輝ける山々の頂には
その旗が風にひるがえるのが見え
砕かれた柩の裂け目からは
それが天使の合唱の中に立っているのが(見える)
堪え忍べ、勇気を持って、何百万の人々よ!
堪え忍べ、よりよい世界のために!
星の輝く天幕のかなたの天国で
おおいなる神が報いてくれるだろう
人が神々に報いることはできない
しかし神々に倣うのはすばらしいことだ
悲嘆にくれるものも貧しいものも出てこい
朗らかなものと一緒に喜べ
怒りも復讐も忘れてしまえ
不倶戴天の敵も許すのだ
彼に涙を強要するな
悔恨が彼を苦しめるようにと願うな
貸し借りの帳簿は破り捨ててしまえ!
世界全てが和解しよう!
兄弟よ - 星の輝く天幕のかなたでは
神が裁く、我々がどう裁いたかを
喜びは杯に湧きかえる
ぶどうの黄金の血のうちに
残忍なものは優しい心を飲みこみ
絶望は勇気を(飲みこむ)
兄弟よ、おまえたちの席から飛び立て
なみなみと満たされた大杯が座を巡ったら
その泡を天にほとばしらせよう:
このグラスを善き精霊に!
星の渦が褒め称えているもの
セラフィムの聖歌が賛美するもの
このグラスをその善き精霊に
星の輝く天幕のかなたにまで!
重い苦悩には不屈の勇気を
無実のものが泣いているところには救いを
固い誓いには永遠を
友にも敵にも真実を
王座の前では男子の誇りを
兄弟よ、たとえ財産と生命をかけてでも
功績には栄冠を
偽りのやからには没落を!
神聖なる環をより固く閉じよ
この黄金のワインにかけて誓え
誓約に忠実であることを
これをあの星空の審判者にかけて誓え!
暴君の鎖からの救出を
悪人にもまた寛大さを
死の床で希望を
処刑台で慈悲を!
死者もまた生きるのだ!
兄弟よ、飲み、そして調子を合わせよ
全ての罪人は赦され
そして地獄はもはやどこにもない
朗らかな別れの時!
棺衣にくるまれた甘美な眠り!
兄弟よ - やさしい判決を
死のときの審判者の口から!
では、またね!
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