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発達障害支援☆

月に一度、発達障害を支援する会議に出ています。

今日も、その会議がありました。

いつもおもうこと。

発達障害は、育児の失敗ではない。

・そして、適切な検査をし、適切な療育により発達を促し、症状は改善される。それどころか、彼らには驚くべき才能が隠されている。

ということを伝えていかねば!という使命感です。

こどもの障害が重いほど、おかあさん達は障害児を生んでしまったという「罪悪感」に苦しめられています。
そして、さまざまな「誤解」からも苦しめられています。

その誤解の大きなひとつに、「母原病」の余波があると思います。
母親が原因で起こる子どもの異常を「母原病」と名づけた著者が、現代の育児・教育のあり方に警鐘を鳴らす一冊で、20年ほど前に一大センセーショナルを巻き起こしました。

しかし、九徳重盛先生の 「母原病」は、もとは『先進国型の疾患と異常』という名前が最初です。
それでは売れなかったので「母原病」という名前にした、とご本人が語られています。
ネーミングというのはなんとも影響力のあるものです。

その名前のインパクトもあり、瞬く間にベストセラーになったとも言われます。

読んでみるとわかるのですが、内容はけして母親を責めているわけではなく、文明社会の中で、大人のちからで、独りよがりになりやすい現代の子育てをお互いに良いものにしていこうというものです。

しかし何故か「母原病」という言葉のみが独り歩きをし、ぜんそくや自殺、家庭内暴力や甘え、虚弱といった様々な症状、それにプラス発達障害を十派一からげにして「母原病」とくくってしまい、子供のトラブルのすべてを母親の責任にしてしまう慣習はいまも強く続いています。

ちょうど、不妊の原因を女性のみに押し付けた間違った古い考えに似ています。

確かに母親はこどもに強くかかわっているわけなので、言われた方も責任のすべてが自分にあると思い込みがちです。

たとえば自閉症アスペルガー症候群学習障害などの発達障害が「愛情や育ち方が悪かったために正常に発達しなかった」あるいは「母親の躾がわるいから」だと言われてしまうのは、ちょっと考えれば間違いだとわかると思うのですが。

知らない、ということは恐ろしいことだったりします。

あるいは、子供の発達障害は「食べ物が悪いのだ」と声高らかにいう人もいます。
牛乳に混入している抗生物質が脳に影響するとか、アルミのなべが脳に悪いんだとか。

世のなかには色々な考え方、信念がありますが、知識も理解も無いまま、良質な食べ物さえとっていれば良いのだというのもいかがなものか…。

百歩譲って、「食育」にちからを入れてみるとして、それももちろん良いことでしょうが、適切な検査をし、適切な療育により発達を促し、症状を改善していくべき策を練るのが先だと思います。

発達障害は、早期発見、早期療育、これしかないのに、「周囲の誤解」あえるいは「自分の子の障害を認めたくない」もろもろの「大人の事情」のために、療育のチャンスを逃し、あるいは誤解されたまま母子で苦しんでいるという事例がなんと多いことか。
また、親の無関心のために療育のチャンスが無いまま大人になり、今も苦しんでいる発達障害のかたのなんと多いことでしょう。


思えば、トム・クルーズは重度のLD(学習障害)。
ビル・ゲイツエジソンはアスペルガー症候群。
アインシュタインニュートンも自閉症だったと言われています。

その症状を特性として自分のものにし、活躍している人はたくさんいます。

発達障害でも活躍する人、穏やかに周囲になじんで生きていける人。
反対に、不適応や差別に苦しむ人、そのために家庭まで崩壊する人。

その差はなんでしょうか?

肢体が不自由であるなど、それと見てわかる障害のほかにも、わかりにくい障害が存在しているということ。
まずそのことを社会全体で理解してほしいと思います。


Photo




←表参道で綺麗な花壇を発見!











 

では、またね!

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「心と体」カテゴリの記事

コメント

私も学校の実習を通して何人かの発達障害児とふれあう機会がありました。
ダウン症のお子さんとふれあっていて感受性の豊かさ、そして純粋さを感じました。
現代の子供には失われかけてるものをその子は誰よりも持ってるように感じられました。
年々、ぐんぐん成長を続けてる姿には本当に驚かされます。先生やご家族の愛情もそれを助けてきたのだと感じます。
今ではその子も立派なお兄ちゃんです。

投稿: ひさほ | 2007.10.12 07:57

外国では、障害を持って生まれてくる子供達を『エンジェル』と呼ぶそうです。

母親は子供に「障害を持って生まれてきてありがとう」と。
学びや気づきを沢山くれるからだそうです。


投稿: さくらミント | 2007.10.12 09:18

考えさせられる…

kinuの産んだ子が障害児だったら…?

ちゃんと育てられるんだろうか?
kinuには自信ないよ( TДT)

ちゃんと育てている人って偉いなって思いました。

投稿: kinu | 2007.10.12 20:35

ギャグも恋愛も発達支援も!
ともPってほんとうにマルチですよね。

今回の内容は優しさの中に強さをかんじました!

投稿: けんた | 2007.10.12 21:34

子供の関係無い所で何が悪いとか、誰のせいだとか、世間体とかが語られて、そのコの本当に為になることが遅れたり、成されないのはダメですねー。
正しい知識って大切ですね。

投稿: ようこ君 | 2007.10.13 00:10

言行一致こそ偉人の証のように思われますが、実際は精神障害と天才は相関性がありますし、特に偉人と下半身の関係はまったく相関性が見られません。
結局、人間の価値は、知能や正義感ではなく、「心の優しさ」ではないかと思う次第です。

投稿: エイジ | 2007.10.13 00:19


ウチの兄が生まれた時、
オカンは祖父母から責められ
「五体満足で生んであげたかった」と
かなり悔やんだそうです。

30年前は「障害」と言うものを
理解してくれる人が殆どいなかった。


それと比べればイイ時代になりましたが
未だ障害を具体的に理解してくれる人は
決して多くありません


「理解してもらえる場」が
一つでも多く必要なのでしょうね(^_-)-☆

そして何よりも自身達の
「理解してもらう努力」が1番大切だと思いますo(^-^)o

投稿: ダウ | 2007.10.13 09:03

五体が満足に生まれて来たことのありがたさやだからこそできる使命を忘れた奴らが多すぎる。
自分も含めて。

ちと反省。

投稿: ケロッグ | 2007.10.13 13:45

言葉の一人歩きというのは恐ろしいことです。

世の中、原因が究明されていないことはいくらでもあるというのに
そのフラストレーションの力点は弱いところに集中するものです。

知識というものは本当の意味で人を助けられたり癒すために持って行きたいと
微力ながら私は思っています。

投稿: むかいのととろ | 2007.10.13 23:09

中学生の時に保険の先生から「肋骨の1本が心臓に向かって2cm長いから。日常生活には問題ないけど激しい運動には気をつけて。」と言われた事はありますよ。

障害児の為にはもっと、こういう病気もありますよ。
というのを発信し続けて欲しいですね。

うつ病も作家の北杜夫さんが本にした事で認知されるようになったのですから・・・。

投稿: 杏仁豆腐 | 2007.10.13 23:15

子育てにかかわったことのない自分ですが、同僚・先輩達から人を育て上げることの大変さを聞かされる度にビビっております。
五体満足な者を育てるのも一苦労というのに、障害を持つお子さんを育てている親御さんの努力は、言葉で表しきれないでしょう。一人でも多くの理解者をつくるのが急務なんですね。不勉強であった自分に反省です。
しかし、言葉のひとり歩きというのは恐ろしいですね。ただでさえイメージ先行の世の中ですから、本質を知る重要性を再認識しました。

投稿: ねずみ | 2007.10.13 23:40

☆ひさほさん

発達障害を持った子供が天使のような性格なのには、ほんとうに救われます。

人間の闇の部分というのは、実は高度で複雑な心理なので、発達障害児にはその心理までに至らないであろうというのが通説です。

闇の部分がない発達障害児のほうが、高度である気がするわ!(^x^)/

☆さくらミントさん

それはわかる気がする。
だってあの子たちってほんとにエンジェルなんだもん!

私も含めて、エンジェルのお陰ですごく成長しました。

☆kinuさん

最初からちゃんと育ててるというより、育てられる人間に自分も育つ…というのが正しいかもしれません。

ちなみに私は人間として選ばれし親のところに授かるものだと信じています。
何しろスペシャルな体験ですから◎´^ω^`◎

☆けんたさん

ありがとう!
使命感をもって仕事をしているときほど、幸福感をかんじることはありませんもの!

☆ようこ君

そうなんです。
大事なのは、「その子にとってどうなのか」なのに、それが置き去りのまま話されてしまうことが多いのです。
政治もそうですよね(`´メ)

投稿: tomokov | 2007.10.14 13:27

☆エイジ さん

「英雄色を好む」…というのは嘘だったんですねw
そういえばそれってスケベ男の言い訳的ニオイがしますね(笑)

私も、つまることろ大事なのは「心根」だと思います。
本当の優しさは強さですからね。
そんな人間になりたいものです!

☆ダウさん

そのことを語るときのダウさんはやけにかっこいいです。
お母様はじめ家族の大変さを知っているからこその説得力だからです。

「知ってもらう努力」…そのとおり。

一緒にがんばろうね!

☆ケロッグ さん

かかわっている当の親ですら、使命をわすれがちなんですから無理もありません。

綺麗ごとといわれようが、世のなかを良くしていこうという心意気は素敵なことですよね!

☆むかいのととろ さん

感覚だけでものを言う人の人口が増えていますよね。
それで許される世のなかだったりもして。
私もまだまだ不勉強ですが、無い頭を一生懸命つかって学んで生きたいです。
ご指導のほどよろしく!

☆杏仁豆腐さん

人間の体というのは、似てるようで一人ひとりちがうものなんですね。

いまも、激しい運動はひかえていらっしゃるんですか?
大事にしてくださいね。

目が悪い人はメガネをかけるように、ふつうに発達障害の子が療育できる世のなかにしていきたいです。

☆ねずみさん

インターネット時代だからこそ、本物を見極める力が求められるのでしょうね。
私もいっぱい道に迷いながら(方向音痴なものでw)、でもベストな道を求めて日々頑張っているつもりなのです。
子育てにかかわらず、せっかく生きているのだから使命感を持っていたいものですね。
楽しみながらね(=´∇`=)

投稿: tomokov | 2007.10.14 13:44

あのー。
アスベルガーもLDも自閉症も全て
『個性』でカタがつくと思うんですが。
昔(自分30代)の様に他人との結びつきが重要であった時代ならいざ知らず、今の時代は繋がらなくてもやりたい事だけやって行ける時代。あまり深刻に考えずに。ハイ。

投稿: 他府県在住 | 2007.10.16 21:47

余計なお世話だけど、老婆心ながら一言言わせてもらいますよ。

>>他府県在住クン
俺も30代だけどね。
他人と繋がりがなかったら、生きていけないんだよ。繋がりがないようで、実はどこかで必ず他人との接点があるのが社会だから。あなたが山の奥深く電気も水道もない状態で、独り自給自足の生活をされているのなら否定しませんが。

まぁ、『ちょっと絡んであげようか』的に書き込んだと思うから、これ以上言わないけど。ブログの主にも悪いから、返答不要です。

投稿: ねずみ | 2007.10.16 23:23

>他人と繋がりがなかったら、生きていけないんだよ。
この世の中に『繋がり』と呼べる程の繋がりが有るか?
よく考えて見なさいよ。
他人と一切繋がりが無くても生きて行けるし、繋がりの無いのが今の現世ってもんですよ。

判らないで偉そうな事言うもんじゃないよ。

書き捨てで物は言ったつもりは無いし、不登校児のサポートのNPO主催もしてますが?
ねずみさん。

ブログ主に迷惑だから直でどうぞ。メルアド出しといたから。

投稿: 他府県在住 | 2007.10.17 00:13

一言付け足し
ココの主様の記事を読んでいるとアスベル症とかあえて線引きしなくても済む所に線を引こうとしている節が有ったので一言言上仕っただけですよ。“ねずみ”さんに何か言った訳ではないので。悪しからず。さらに、世の中何一つ自分から動こうとしないで、偉そうな講釈垂れる奴が多い事。ねずみさんアンタの事。

では失礼。

投稿: 他府県在住 | 2007.10.17 00:17

☆他府県在住 さん

コメントありがとうございました。

おっしゃるとおりそのような考え方もあるのかなとも思います。しかし、わが子が発達障害であったために、その子育てを通してたくさんのことを学びました。
この記事はその子育てとそれにかかわる人自分の周りの方々への感謝と、問題意識(教育の内容、専門家に委ねる場合の経済的問題、誤解により生まれる家族や当人のストレスなどなど)を込めて書かせていただきました。

個性と一くくりにできた時代はもしかしたらあったかもしれませんが、たくさんの母子、あるいは家族の我慢とストレスの上に成り立っていたものであることは経験上実感しています。

誤解の上に成り立つ世の中があり、それで回っているのだから、それが世間と言うものだという論理もあるかもしれませんが、せめてそれで苦しく思っている人が苦しいとう声を出す権利もあると思います。それが、幼いこどもならなおの事。

語ればきりが無い問題、そして他にも語るべき問題があるのはわかっています。ですが、自分の使命としてこのことをすこしでも伝えていきたいと思います。

そして、それがほんとうに「ただの個性」と言える日がきたら、幸せなことだと思います。

☆ねずみさん

スルーせず、あえて自分の考えを述べてくれたことにとても感謝します。ありがとう。
ここで嫌な思いをさせてしまったことをどうか許してくださいね。

投稿: tomokov | 2007.10.17 01:57

ブログ主様
 誤解が有る様ですが、ここを荒らしに来たのではなく、〜症〜病と線引きされてしまうのは
その本人たちはどう思うのか、うつとか心の病気と決めつけられて線引きされて不登校になってしまう小学校高学年〜中学生位までの子達に
そう言う事例がかなり多いのです。「苦しい」事を発する事も重要ですが、「寝た子をおこさない事」もまた重要だと思うんです。
ただそれだけです。

失礼しました。

投稿: 他府県在住 | 2007.10.17 02:17

ともPさんへ。
良い事をしてますよ。一生懸命伝える努力をされているのですから。
迷う事も、気にする事も、落ち込むこともありませんよ。

ともPさんのブログを読むようになってから、初めて知った事、興味を持った事、
いろいろあるのでこれからも続けて欲しいと思っています。

何の小説だったかは忘れましたが、
「実の親子でも大事なことは言わなければ分からない。他人だったらなおさらだ。」と、
たしかこのようなセリフがありました。

まとまっていませんが、失礼します。

投稿: 杏仁豆腐 | 2007.10.18 14:24

☆他府県在住さん

貴重なご意見ありがとうございました。
今後の参考にしたいと思います!

☆杏仁豆腐さん

ありがとうございます。
このようなコメントをいただくと、日ごろの色々な嫌なことが全部吹っ飛んでしまうくらい元気になれます。
私もいろんな学びとともに成長していきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします!

投稿: tomokov | 2007.10.19 20:21

因みに『嫌な思い』なんて、ちっとも思ってませんから気にせずに(^O^)/

改めて、
今回の件に対しまして、中野先生のブログということを忘れ個人的感情を出してしまい、結果として混乱を与えてしまったことに深くお詫び申し上げます。
いろんな立場での主張があることを改めて感じさせられましたが、中野先生として信念を持たれている活動を今後もさらに強めていって下さいo(^-^)o
私も出来ることから、一つひとつしていきたいと思います。

また、『他府県在住さま』に対しましても、その場の勢いといっても礼儀を欠いた文章の羅列をしてしまい、大変失礼な態度をとってしまったことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。『他府県在住さま』の言葉は、『ひとつの考え方』として今後に生かしていきたいと思います。

投稿: ねずみ | 2007.10.20 01:07

☆ねずみさん

なんだかもったいない言葉です。
ほんとにありがとう。。。
混乱なんてとんでもない!
またまたともPはいっこ大事なことを学びました。
なんか、すごくあったかくて嬉しいなあ~~!

投稿: tomokov | 2007.10.20 23:35

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