毎日書いてみたらやっぱり息切れしちゃいました。
やっぱりマイペースでいきまーしゅ。( ´,_ゝ`)
さて、前回のあらすじ。。
男性のバリアをやさしくほぐしつつ要求を伝える方法とは!
対話はコミュニケーションです。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの統計によれば、
人の印象を決定づけるものは、まず、目からの印象が55%、つまり、話し出す前のぱっと見の印象が55%です。
次に、耳からの印象が38%、まだ話の内容は関係なし。
そして最後が言葉からの印象7%です。本来気にするべき言葉の印象はたったの7%なのです!
ということは、人の前にたった瞬間、態度(目と目でのコミュニケーション)と表情(笑顔)、これで55%です。それから第一声を明るくさわやかに、すると93%も有利な状況でスタートできるわけなのです。
そうすると、結局美人が有利なんじゃん!
ということになりますが、そうともいえたり、それだけではないともいえます。
いくら美人でも態度がつんけんしていたり、ヒステリックではせっかくの容姿が逆に仇になってしまうこともありそうです。
さて、やっと内容です。
まず、第一に、男性にとって大切なこと・・・・それは「自尊心」だということを頭に叩き込んでおくこと。「沽券」とか「メンツ」は、女性の想像以上に男性にとって大切なものです。
ですので、女性が男性に意見すること自体が「男の沽券にかかわる」大問題なのですから、慎重に対処したいものです。
さて、最初に女性がやってしまいがちなNG。
「○○してほしい」の代わりに
「○○すべき」と正義を主張することです。
これは、自分の責任で要求するのではなく、社会規範や正しさをふりかざす、つまり他人の要求の形で自分の要求をする、責任転嫁ともいえるのです。
だって、それが常識じゃん!正しいことじゃん!正しいことを言って、何が悪いの?
と思うかもしれません。
そのとおり!
しかし、コミュニケーションをとる上でこの「正しさ」が足かせになることが多いのも事実です。
あなたが「○○してほしい」という要求をすれば、相手には、イエス・ノーを選択するという自由があります。
あなたが「○○すべき」という正義を主張すると、相手は、選択肢が無いわけですからノーが言えない苦しさを感じます。
つまりこの言い方は、相手に有無を言わさない圧力をかけているのです。
この圧力がかかったとたん、男性は貝のように心を閉ざすか、あるいは猛反撃にでるかもしれません。
では、どのようなコミュニケーションが有効か?
ひとつ、男性のメンツをつぶさずに意見のできる方法をご紹介します。
それは、アイ・メッセージとアクション・トークというコミュニケーション法です。
お互いにテンションの保たれたときは機嫌がいいからコミュニケーションも問題が無いものです。
しかし、パートナーに苦情を言わなければならなかったり、要求をしなければならない場面が必ずあります。そのたびごとに喧嘩になったり、我慢をして不満を募らせているのでは恋愛は長続きしません。
そのための方法がアイ・メッセージとアクション・トークです。
アイ・メッセージとは、自分がどういう気持ちなのかを正直に相手に伝える方法です。
私(英語でI)がどう感じるかを言います。
相手のことを分析・批評する(ユー・メッセージ)やり方は関係を悪化させるので要注意。
アクショントークとは、苦情を伝えたり、要求を伝えたりする時に、相手の、アクション(行動)にフォーカスして、気持ちを伝えていくのです。
相手、「その人自身」や「相手の性格」を、非難するのではなく、あなたが不満に思っている特定の「行動」について伝えるので、相手が受ける印象も違うのです。
それでは、この二つを使っのコミュニケーションの具体例を挙げますね。
たとえば、「彼が最近、仕事にかこつけてなかなかデートもしてくれない。昔は無理やりにでも時間を作って会いに来てくれたしメールもしつこい位にくれたのに。そしてやっと会えたと思ったら遅刻ばかり。なんだか自分がぞんざいに扱われているようで嫌な気分」
さて、アイ・メッセージとアクション・トークを使っていない例。
「あなたって、最近仕事ばっかりで、私のことなんかどうでもいいのね。」
(ユー・メッセージ。相手を上から評価している。)
「大体、やっと会えたのに遅刻なんて。時間通りに待ち合わせにくるのなんて社会人として当然でしょ?」
(「義務」は、相手は奪い取られた気持ちにさせる)
「○子が言ってたよ。もう愛されていないんじゃないの?って。○子の彼氏なんか、毎日何回もラブラブメールくれんるんだって。」
(これも義務と同じ。「正しさ」を主張して相手をコントロールしようとするやりかた)
「このままだと私、浮気しちゃうかも。」
(ネガティブな将来をイメージさせる言い方。)
「だいたいホントに仕事なの?仕事っていえば何でもすむと思って。接待とかいって、お酒飲んでるだけじゃん。たいした仕事でもないんじゃないの?」
(男)は?なんだとゴラア!…つづく。
(あ~あ、やっちゃった。ここで、男性のバリアに無防備に入り込み、地雷を踏んでジ・エンド)
世のなかにはもっとしゃれにならない男女の会話がありますが、まあ、このくらいのかわいい会話で(笑)
さて、彼女は寂しかっただけなのに、最初から好戦的だったために、たまに会えたんだから優しくされたいと思う男性を待ち構えていたかのように文句をいいました。そして売り言葉に買い言葉で、とうとう墓穴を掘ってしまいました。
では、アイ・メッセージとアクション・トークを使ってみたらどうなるでしょう。
「最近仕事大変なんだね、こうしてデートするの、ずいぶん久しぶり、先月は外で一回しか食事できなかったよね。」
(苦情のアクション・トーク。仕事優先という「行動」のみに言及。しかも、回数などが具体的で、客観的。)
「こうして一緒にデートするの楽しみなのに、最近できなくて淋しい。」
(アイ・メッセージ。自分の感情を正直に表現する。)
「だから、隔週でいいからいっしょにご飯たべに行こう?難しいかったら、毎日一個で良いからメールが欲しいなあ。」
(要求のアクション・トーク。 具体的に相手にしてほしい行動とその頻度まで言う)
「そうしたら、すごく嬉しいし、会えなくても寂しくない。あなたが頑張っている仕事、もっと応援したいと思う。」
(ポジティブな将来をイメージさせる言い方。相手もこれで結果をイメージしやすくなる。しかも、彼が今頑張っていることを応援するというイメージで愛され度アップ 笑)
そこまで気を使ってあげても駄目なシトは…( ´,_ゝ`)
もう誰かにあげちゃったほうがよいのかもしれませんねー
よろしいですか?!
そんな歯の浮くようなこといえねえよー!というそこのアナタ!
男に言えないのなら、まずはお近くのお局様や、思春期のお子様や、気難しい上司、お姑などにアイ・メッセージとアクション・トークで意見してごらんなさい!
「あなたの○○という行動について、私は○○と感じている。」
「だから、私はこれからあなたに○○してほしい。」
その効果に驚くばかりか、これであなたもコミュニケーションの達人ってもんよ~!
では、また!