罪な女
わたくしごとですが(そもそもいつも私事なんですが)
今度の日曜日に、趣味のフルートの発表会がございまして。
もう、頭の中、そのことでいっぱいなtomokovです。
打ち合わせより、忘年会より、当然フルートのレッスン優先ですとも!
今回、アンサンブルではクリスマスらしく、「最初のノエル」。
ソロで演奏するのは、ビゼー作曲の「アルルの女~メヌエット~」です。
このアルルの女は、フルーティストにとって、いわゆる一つの「登竜門」的な楽曲なんですって。
師匠に、「これどう?たまには難しいのやってみる?」って言われて、
「あー、はいはい、聞いたことあるからそれでいいです。」とかカルーク言っちゃって、あとで青くなってしまいました~~
結構、ムズいのよー。フラットみっつもついててさ~。
しかも、みんながしってる曲・・・・適当にはしょってごまかすわけにもまいりません。
ですから、練習するしかないのです。
努力は人を裏切らないのです。(前回の何かのときにも同じことを書いたような。)
それはそうと、楽譜を見ながらやってると視覚、聴覚、息使い、指使いとあらゆる感覚を駆使せねばならず、単細胞のtomokovは、こんがらがっちゃう・・・・ということを発見しました。
で、どうすることにしたかっていうと、座頭市のごとく、最初から最後まで目を閉じる!という戦法で行くことにしました。(゚∀゚)
てことは、完全に楽譜を覚えるってことです!
がんばります!
ところで、アルルの女ってどんな女だか、知ってます?
わたくし、曲のイメージから思いをはせていたら、なぜかアルプスの少女ハイジが、ユキちゃんとともに野山を駆け巡る光景が・・・・。
「♪おし~えて、オジイサン、おし~えて、オジイサン。
教えて~~~アルルのもみの木よ~~♪」
そう思ったわけですよ。
そして、レッスンの日、みんなの前で、曲のイメージを自信たっぷりに語ったわけですね。
そしたらですね。
級友のY子さんが、
「・・・・あの、なかのさん、それは、『アルム』・・・・」
が━━━━・(゚∀゚)・∵━━━━.ん!!!!
じゃあ、じゃあ、アルルの女はスイス人じゃないってこと?!
ショックを隠せないわたくしに、フルート上級者&フランス帰国子女であらせられるマダム・Aが、
「あ~ら、アルルはフランスよ~。」と、フランスなまりの日本語でそうおっしゃったのでした。
「ビゼーが作曲だから、たぶん、カルメンとおんなじで悪~い女が主人公よ、確か~。」
・・・・そうでしたか。
あたし・・・まちがえちゃったみたい、ペーター。うわーん。
そんなこときにすんなよ、ハイジ。
ちゃんと調べてみたら、アルルの女ってフランスはプロバンスに「アルル地方」ってのがあって、なんでも美女が多いらしいよ。
ゴッホなんかも、アルル地方の風景やら、人物やらをたくさん描いて残していたよ、そういえば!
「アルルの女」っていう絵もあったあった!!!
当時はジャポニズム全盛期で、どう見ても日本の影響を受けたファッションであるとしか思えない装いだったりして。
で、オペラ『カルメン』を作ったビゼーらしく、情熱的な恋の曲でした。
アルルの女(L'Arlésienne)はアルフォンス・ドーデの戯曲のためにジョルジュ・ビゼーが1872年に作曲した管弦楽曲で、劇附随音楽「アルルの女」と呼ばれています。
『アルルの女』は、こんな話。
豪農の息子フレデリが闘牛場で見かけた美女「アルルの女」に恋をした。
清純ないいなずけヴィヴェットは日に日に恋の病で衰えるフレデリをかわいそうに思い、身を引く。
そんなヴィヴィエットの真心に打たれたフレデリは、アルルの女をあきらめ、ヴィヴェットと結婚することを決意。
しかし、結婚式の夜、牧童頭のミチフィオが現れて、今夜アルルの女と駆け落ちすることを伝える。
それを物陰で聞いたフレデリは、いてもたっても居られなくなって、アルルの女の後を追いかけたが、嫉妬に狂うあまり、彼は祝いの歌が大合唱される中、窓から身を投げて死んだ。
・・・・・・とまあ、恋ってすごいのねという話・・・・w
オペラはみたことないけど、きっとこのメヌエットは男が美しいアルルの女を見初めるあたりなのではないか・・・?
というイメージでやってます。
わたしは~~~美しすぎて~~~罪なおんな~~~・・・・みたいな。(爆死)
・・・(ノ∀`)タハー
おっとこんなことをしている暇があったら練習練習っと。
ではごきげんよう。
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コメント
おひさしぶりんこです☆
多方面に多才ですなぁ~。
で、結局のところ、曲のイメージは、
tomokovちゃん自身をイメージすれば良い、って
ことなんですね。(^o^) うそうそ(笑)
投稿: Hiroko | 2006.12.14 10:50
ほんとに多趣味で素敵です。
早く上達して、ますます魅力的になってください。
でも、あまり魅力的になられてもマイミク増えすぎて困ってしまいますが・・・笑
投稿: イレブン | 2006.12.14 12:12
クラシックもよいですが・・・姐さんは忘年会での18番は?
投稿: kyon | 2006.12.17 21:43
☆Hirokoねえさん
おひさしぶりんこです。
悪い子ちゃんはHirokoねえですw
男も女も手に入れちゃうのですから〜〜〜(爆)
☆イレブンさん
ありがとうございます!
頑張ります!
多趣味が趣味にならないように気合いいれまくりんこです。
☆kyonさん
カラ○ケのことですか?
・・・・歌だけはかんべんしてけろ!
投稿: tomokov | 2006.12.18 19:57
演奏会当日が僕のBirthdayだったと知らせておけば、
チカラの入れようも違ったでしょうか。
姉さんがカラ○ケBOXにてアカペラでBirthday Songを歌ってくれた
事は一生忘れません!
しかし、鈴声じゃなかった事だけが心残りなんです(´・ω・`)ショボーン
投稿: にぃーやん | 2006.12.21 12:54
☆にいーやん
あの時は泣く子もだまるハスキーヴォイスだったね。
一応、ケネディ大統領に歌ったモンローを意識したバースデイソングだったのよ~!!
投稿: tomokov | 2006.12.25 23:52